2015年7月2日木曜日

70seeds『戦争中の暮しの記録』



書 名 戦争中の暮しの記録 保存版
編 者 暮しの手帖編集部
発行人 大橋鎭子
発行日 昭和44年8月15日
発 行 暮しの手帖社
発行所 東京都中央区銀座8−5−15
印刷所 大日本印刷株式会社
判 型 B5判 本文294ページ
装 本 布クロス上製 角背ミゾつき型押し カバー ビニール掛 
定 価 850円(但し初版第1刷時、現在2378円)


安倍内閣による憲法違反の解釈変更によって、集団的自衛権行使容認の閣議決定をおこなってから一年。今月十五日には安全保障関連法案、通称「戦争法案」を衆議院特別委員会で採決する方向にあります。無法者の蛮行に胸のつぶれるおもいです。


70seeds というサイトがあります。
戦後70年の「知らなかった」と出会うWebメディア——と表題にしめすとおり、さまざまな角度から日本の戦後七十年をさぐる一年間限定の企画なのだそうです。そこに6月30日、『戦争中の暮しの記録』制作秘話ー「暮しの手帖」の70年が公開されました。わたしが敬愛してやまない編集部の大先輩、河津一哉さん(85歳)が『戦争中の暮しの記録』と師の花森安治について、深いおもいを、おだやかですがつよく、たしかに語っています。(下記をクリック)
https://www.70seeds.jp/kurashi-no-techo/

時宜をえた企画です。インタビュアーの取材がみごとです。ざらついたこころに今あたたかく届きます。無法者に負けてはいけないと、わたしたちを静かに勇気づけてくれます。ぜひ、ごらんください。