2013年11月22日金曜日

花森安治伝——日本の暮しをかえた男

2013

書 名 花森安治伝——日本の暮しをかえた男
著 者 津野海太郎
装 釘 平野甲賀
発行日 2013年11月20日
発行人 佐藤隆信
発行所 新潮社
印 刷 大日本印刷株式会社
製 本 大口製本印刷株式会社
寸 法 タテ196×ヨコ136ミリ
本 文 296ページ 後付・引用文献一覧および略年譜書誌
定 価 本体1900円(税別)

新刊「花森安治伝——日本の暮しをかえた男」新潮社をちょうだいした。担当編集者の添状を引用させていただく。本書のなによりの紹介となっている。


《「私は花森を、戦後といわず、近代日本が生んだもっとも独創的な編集者だったと考えている。なぜあれほど独創的でありえたのか。その理由をぜひ知りたいと願っている」——(序より)と著者が記すとおり、『暮しの手帖』の存在は、半世紀以上経たいまも、私たちを刺激してやみません。

日本の雑誌や、出版にたずさわる人々に多大な影響を与え、のみならず暮らし方を画期的に変えた『暮しの手帖』——この稀有な雑誌を、花森がなぜ創刊したのか。生涯語らなかった戦時中の活動は、彼にとってどんな意味があったのか? 戦前や戦中の花森の作ったものをたどり、戦時下の手帖、伴侶との私信、卒論の草稿など、これまでに公開されたことのない貴重な資料の数々を得て、跡づけています。

『暮しの手帖』の幼い読者で、その影響を編集者となって自覚したという津野さんが真正面から取り組み、季刊誌『考える人』での連載をふくめると足かけ4年にわたる時間をかけて書き上げた、本格評伝です。》



カバー裏面