1949 |
発 行 文藝春秋新社
発行日 昭和24年2月1日
発行人 池島信平
編集人 鈴木貢
目次画 三雲祥之助
印刷人 大橋芳雄
印 刷 共同印刷株式会社
判 型 A5判 平綴じ 表紙共全88ページ
定 価 50円
【ひとこと】池島信平は著書『雑誌記者』で、『座談』は失敗であったと書いている。内容が『文藝春秋』の二番煎じになったことを失敗の理由にあげたが、あとをついだ編集人の鈴木も苦労したであろう。企画立案者の枠組から自由になるのはむつかしい。表紙に目次をいれたからといって、他誌をまねて美人画にしたからといって、SEX 記事をのせたからといって、ひとは買うわけもないのだ。足かけ 3年で廃刊となった。花森が『座談』すべての表紙を描いていないのは確かだが、これが最終刊の表紙となったのか、つかみきれずにいる。